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論文

3Dレーザースキャナーを用いた坑壁地質観察の効率化; 瑞浪超深地層研究所における適用事例

早野 明; 鶴田 忠彦; 天野 健治

日本応用地質学会平成19年度研究発表会講演論文集, p.211 - 212, 2007/10

日本原子力研究開発機構が岐阜県瑞浪市で実施している瑞浪超深地層研究所(以下、「研究所」という)研究坑道掘削工事においては、坑壁地質観察を効率的かつ高品質で実施するため、3Dレーザースキャナー(以下、「3D-LS」という)による計測を導入している。これまでに研究所の立坑の深度170m以浅に分布する堆積岩を対象とした計測を実施し、3D-LSにより取得した受光強度画像の画像処理を行った結果、砂岩系と泥岩系の岩相区分を客観的かつ定量的に行えることを確認している。本研究では堆積岩と並んで代表的な岩種の一つである花崗岩を対象として、3D-LSの受光強度特性に着目した坑壁岩盤の区分を試みた。また、3D-LSにより取得したデータのもう一つの活用事例として、3次元座標を利用した割れ目の走向・傾斜の算出を試みた。その結果、これらの手法の適用可能性を確認することができた。今後はこれらの手法を坑壁地質観察作業に取り入れ、作業のさらなる効率化を目指していきたい。

論文

立坑掘削工事に伴う振動を利用した地質構造探査

程塚 保行; 松岡 稔幸; 石垣 孝一*

日本応用地質学会平成19年度研究発表会講演論文集, p.213 - 214, 2007/10

建設中の立坑の掘削に伴い発生するさまざまな工事振動を地表に展開した受振器で測定し、立坑の切羽前方を含む花崗岩中の割れ目帯や断層などの地質構造の可視化を試みた。その結果、抽出精度に違いが見られるものの、適用したそれぞれのデータ処理法の結果において、ボーリング孔データで確認される地質構造と対応付けられる反射イベントが抽出できることを確認した。

論文

岩盤物性評価における多変量データ解析の導入

菊地 輝行*; 天野 健治; 鶴田 忠彦; Cheikhna, D.*

日本応用地質学会平成19年度研究発表会講演論文集, p.223 - 224, 2007/10

岩盤強度などの推定を行う岩盤分類は、建設工事の安全かつ迅速な設計・施工を行ううえで、必要不可欠な調査項目である。しかし、国内外で多数提案されている分類手法の中から、最適な手法を選択する基準が存在しないほか、定性的な目視観察のみに依存した分類を行った場合、地質条件の複雑さや観察者の熟練度などにより、実際の物性値との乖離や分類結果にバラツキが生じる可能性がある。そこで本研究では、日本原子力研究開発機構が深地層の科学的研究の一環として岐阜県瑞浪市で建設工事を進めている瑞浪超深地層研究所において、岩盤強度に関連する各種物性に着目した多変量解析を試み、岩盤分類の客観的尺度としてより効果的と考えられる評価手法の導入と評価を行ったので、その概要について報告する。

論文

花崗岩の未固結期に形成・記録された構造と割れ目や断層の分布・特性について; 特に貫入岩の特性について

鶴田 忠彦; 中俣 公徳

日本応用地質学会平成19年度研究発表会講演論文集, p.205 - 206, 2007/10

瑞浪超深地層研究所(以下、「研究所」という)及びその周辺において実施している深地層の科学的研究にあたって、水理場に対して遮水性断層が大きな影響を与えることがこれまでの調査から判明しており、遮水性断層の構造と水理特性との関係が大きな課題の一つとなっている。そのような遮水性断層と考えられていた断層が研究所の立坑に沿って出現し、その中に塩基性貫入岩(以下、「貫入岩」という)の分布を確認した。しかし、貫入岩とその周辺については粘土化変質が著しく、特に産状に関する情報が少ないことから、地質構造発達過程の理解にあたっての大きな不確実性の一因となっている。一方で研究所用地以外では、変質等の影響が比較的小さく産状等についての情報が入手できる貫入岩がボーリング調査により確認されている。そこで、研究所に分布する貫入岩の特に産状に関する情報を補完することを目的として、研究所用地以外で実施したボーリング調査により確認された貫入岩の特性について調査を実施した。今回はこれまでの知見に関して報告する。

論文

遮水性構造としての機能する断層の内部構造と変形・変質作用; 瑞浪超深地層研究所に分布する土岐花崗岩での研究事例

中俣 公徳; 鶴田 忠彦; 天野 健治; 西本 昌司*; 吉田 英一*

日本応用地質学会平成19年度研究発表会講演論文集, p.207 - 208, 2007/10

遮水性構造として機能する断層は、広域的な地下水流動系に影響を与える地質構造として高レベル放射性廃棄物の地層処分の安全評価や石油などの貯留層の評価などの観点から特に重要であるほか、地下構造物の建設において、多量の地下水が突発湧出するリスク要因としても注視する必要がある。一般に低い透水性を生じさせる成因としては、粘土鉱物を多く含む断層岩によるものと考えられ、変位の大きな断層ほど厚化したガウジ部が形成され、断層に直交した方向の透水性が低くなる傾向が知られている。一方で、より詳細なスケールにおける断層の透水性は、断層を構成する変形小構造の分布状況に応じて大きく変化することがあり、水理地質構造の観点から断層の内部構造とそれを解釈する際に必要不可欠な変形・変質作用を幅広いスケールで検討する必要がある。以上のような背景に基づき、本検討では、日本原子力研究開発機構が建設工事を進めている瑞浪超深地層研究所内で確認されている遮水性の断層を対象に、坑道壁面やボーリングコアに分布する割れ目のマッピング並びに変形・変質作用の記載に基づく構造・変質区分を行った。

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